本案件で被疑者が本当に犯行を行ったのかは推移を見守るとして、
現状報道されている内容と過去2年くらい前に起こった同様の保険金絡みの
事件について私的に精査してみた。
1.生命保険金 1億円
2.殺されちゃっつたのは渡比2-3日以内
3.実行犯は現地人
報道番組で邦人被疑者は「生命保険金1億円」掛けるのは普通だと言っていたが
まずは、「生命保険金1億円」はあり得ない。
ざっくり保険会社の担当に聞いてみたよね。
保険の契約は日本国内でないと契約ができない。
会社が雇用者に保険を掛けるのは日本国にある会社が契約者で
被保険者も日本にいるときにその契約書を交わす。
会社が保険金の受取人となる場合、被保険者はその旨を告知され且つ同意をした事に
署名捺印をしなければならない。
もしこの受取人の契約がなされていない場合、被保険者が死亡した場合の受取人は
配偶者もしくは法廷相続人となると言う事。
儲かっている会社は現金を持つより税金対策の意味合いで従業員に会社払いの保険を
掛ける場合も多くあるとの事ね。
この保険て、会社・経営者側からみたら節税対策の意味を持つ。
逮捕されちゃった邦人は「会社で当たり前の様に契約している」と言っていたよね。
会社が主体の保険契約がこの逮捕されちゃった邦人の会社で成り立つか「???」だね。
では考えられる今回掛けられている保険てなんだろ?
多分、海外旅行でよく使われている海外旅行傷害保険だろう。
ネットでも契約ができるし。全部確認したわけではないが
ネットで契約ができる死亡保険金額は5000万位。
定型外契約はどこも対面契約だな、簡単に1億円は無いな。
出来る方法は複数の保険会社と契約で1億円にする事かな。
仮に死亡保険契約を2-3口の契約に分けて1億円としたとしても、
保険契約金はさほど高額ではない。10万円も必要ないってこと。
契約期間も長期は個別契約で、大抵は短期契約が主流。長く見ても3か月。
あと契約内容の渡航目的も契約に重要な要素を含んでるな。
長期出張や駐在は保険契約のハードルと掛け金が上がると言う事だ。
つまり、短期だったらどのような内容で海外に行こうが「観光」ってことか。
まだ真新しい事件として山梨県在住の邦人がマニラ近郊で邦人を「2人殺害」て事件
も、内容は今回のそれとほぼ同じ。ネットで確認してみて。
かなり詳しく事件経緯がのっているからね。
私的に精査しての結果は報告は、
他人に保険金掛けられたらやっぱし「危ない」よねてくらいの
危機管理能力と危険察知能力を養ってから行動した方がいいよね。
相手の「素性」の精査もとても重要!
だってフィリピンだもん。
何かを感じ取っていただけたら嬉しいです。
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